方言と聞くと大阪出身の私には大阪弁がまず浮かびます。かんにんな、あきまへん、まかしとき、なんやねん、そらないで、かなわんな、もうかりまっか、(わてほんまに)よういわんわ……。
方言がかもし出す独特のユーモアが川柳に向いているのでしょう。たとえば、こんな感じです。
・命までかけた相手てこれかいな
・まだかいな妻の化粧にクラクション
・アホちゃうか値切りもせんと買(こ)うてもて
*こうてもて=買ってしまって
皆さんの出身地の、一般に広く知られた方言を使うのも、面白いかもしれません。
方言はこれぐらいにして、最後はいつものように、この本掲載の佳作をいくつか紹介します。
・どの薬効きましたかと医者が聞く(熊沢政幸)
・お母ちゃんきのうも去年も「こないだなぁ」(松本久美子)
・百薬に優る口癖「ありがとう」(徳留節)
以上
JELA川柳ひろば募集の趣旨や詳細は、こちらをご覧ください。
◆ 「川柳ひろば」の投稿先: JELA「川柳ひろば」係
住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 日本福音ルーテル社団
FAX:03-3447-1523
E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしております。
0 件のコメント:
新しいコメントは書き込めません。