先日アップした「川柳十箇条」(実際は八箇条)の第6条で自分史に触れたので、例を以下に示します。『60歳からの新しい川柳 中高年の現代川柳入門』(時実新子監修、杉山昌善著、2006年、実業之日本社)54頁以下を参考に、句はほとんど自作を用い、一部解説を加えて、半生を反省!
<自分誕生> 両親の期待を背負う役回り
<小学校入学> ひとクラス45人あたりまえ
*私の小学校は通常学年2クラスで「松組」「竹組」。3クラス目は「梅組」でした。
<テレビづけ> その国の「パパは何でも知っている」
*生まれた年にテレビが始まりました。力道山、少年ジェット、七色仮面……。
<学生運動の頃に受験> 東大が入試やめても関係なし
<学費稼ぎのアルバイト> 四年間家庭教師で親孝行
*私立大学に通いましたが、学費も小遣いもすべて家庭教師代で賄えました。
<就 職> 何できる何もできないどこ受けよ
*無能人間の浅薄な動機から、国家公務員として社会人生活をスタートしました。
<初月給> 両親を喜ばせたか記憶なし
<見合いと結婚> 恋愛の相手いるのに見合いをし
*信仰深い恋愛相手と結婚したお蔭でキリスト信徒になれました。ハレルヤ!
<第一子誕生> うきうきとオムツ取り替え風呂もいれ
<子供の成長> 小学校高学年から親ばなれ
……以降は省略。皆さんも昔を振り返り、思い出の句を作りませんか。できたものは迷わず川柳ひろばに投句してください。
以上
(川柳ひろば管理人・森川博己)
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