2014年12月15日月曜日

【川柳ひろば】特別賞の設置と受賞者/第二回応募作から福音川柳の紹介

川柳ひろばでは、選者による優秀作品の選出とは別に、管理人が独自に賞を設け、表彰することとします。多数設けるつもりでしたが、検討過程でちょっとした問題が見つかり、当面は以下の二つの賞のみとします。二番目は投句時の年齢が関係しますので、ご自分が受賞対象と思われる方は、作品送付時に年齢もお知らせください。

1.年間最多投句賞
その年(112月)に最も多くの投句をしてくださった方に差し上げます。

2.シルバーエイジ初登場賞
年齢70歳以上で投句してくださった方に、お一人につき一回だけ差し上げます。

2014年の最多投句賞は、羊野さんぽさん(年間投句数=数え切れません)に差し上げました。まだ12月末日になっていないのに差し上げたのは、今からどんなに頑張っても、この投句数を打ち負かすことは不可能、当選確実と判断したためです。おめでとうございます!

シルバーエイジ初登場賞は、三名の方に差し上げました。今後も新たな対象者が出現するごとに差し上げますので、ふるってご応募ください。

◇◇◇

ところで、川柳ひろば自身も、投句者から以下の表彰状をいただきました。ありがとうございます。

また、次のようなコメントを寄せてくださった方もいらっしゃいます。
― 教会で『JELA News』が配布され、各方面での活躍記事を拝読し、たくさんの感動や共感を与えていただいていました。しかし、なかなか自分が参加することのない場であるとも思っていました。しかし、この「川柳ひろば」が登場して、『JELA News』がもっと身近な存在に思えるようになりました。73才(10月で74才)にして初挑戦です。老いていく目で、自分のキリスト者としての生き方を、川柳を通してみつめていきたいと考え始めました。(JELC東京池袋教会員の女性)

◇◇◇

キリスト者としての生き方を反省するのに役立つ句を、第二回川柳ひろば応募作品から、いくつかご紹介します。真面目なものを中心に選びました。選出もコメントも管理人によります。

  「ごめんなさい」相手に言えず神に言い
  相手に謝るのは難しいものです。プライドがあるからでしょうか。でも、聖書は当事者とも和解せよ、と言っています。
  主が共にいればどこでも天の国
  偉い師匠がそろった宴席で新人落語家が座る場所に迷っていた時、「速くどこでも座れ! お前の座ったところが下座だ!」と名人から声が飛んだ逸話を思い出します。
  腹が立つけどこの人も主は愛す
  嫌なこと感謝でとらえ糧にする
  深呼吸自分吐き出しイエス吸う
  無駄遣いお金といのち使わねば
  ちょっとわかりにくい。「金いのち使わないのは無駄遣い」で心もちよくなりますが、本来は「(神様が愛しておられる、弱い立場にある)人を助けるという目的でお金やいのちを使わなければ、何に使っても使わなくても、それは無駄遣い」と言いたいのでしょうね。川柳になります?
  神の愛イエス死すほど不公平
  大きな災害があるたびに、「神がいるならなぜ」という声がするのですが、神様は2千年前にひとりごイエス・キリストを、何の罪もないのに私たち一人ひとりのために十字架につけて、私たちの罪を贖ってくださったのです。信仰者はこの事実を忘れてはいけないと思います。
  イエス様どの讃美歌が好きですか
  ふつうは愛唱讃美歌とか言って、人間の視点から讃美歌を見ているのに、神は(人間が作った)讃美歌をどう見ておられるのか、とこの句は問いかけてきます。単純ながら深いです。
  神以外良くも悪くもみな変わる
  出来ること減る年波に恵み寄る
  聖化の実主に従順の成果のみ
  「主に従順」という成果は、「のみ」ではなく、イエスにある成果の「すべて」を包含するものではないのでしょうか?
  七転び八起のダルマ ペテロ似か
  防災日先ず真のいのち持ち
  これもすごく重要なことを詠んでいる気がします。
  敵愛せ敵はいて良いほっとした
川柳ひろば管理人

森川博己

◆「川柳ひろば」の投稿先:
   日本福音ルーテル社団(JELA)「川柳ひろば」係
   住所:150-0013 渋谷区恵比寿1-20-26 
   FAX:03-3447-1523
   E-mail: jela@jela.or.jp 皆様のご応募をお待ちしています。

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