2015年11月13日金曜日

多文化共生川柳カルタ(まみむめも)

作句担当の「尾張小町」の今月のメンバーは、北奥順子、近藤公彦、近藤淳宗、柴田睦美、鉃井宣人(イラストも)、人見泰弘の皆さんです。

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マ まったなし外国人も高齢化
高齢化が進んでいるのは日本人だけではありません。日本に長く暮らす外国人の高齢化も進んでいます。外国人自助組織では、同胞の介護に取り組み始めています。

ミ 認めよう文化の違いお互いに
多文化共生の目標は、さまざまな文化を持つ人々が共生できる社会を作ることです。多文化共生は、それぞれの文化の違いを尊重することから始まります。

ム 胸痛む母を呼ぶ声電話から
フィリピンやインドネシアでは、多くの移民女性が、家事や育児、介護の担い手として海外で働くようになっています。なかには子どもを持つ母親も多いとされ、母親たちは祖国に残した子どもとの絆をなんとか維持しようと、電話で子どもの様子を聞いたり、誕生日には子どもに贈り物を届けたりしています。「国境を越えた母親業」が、世界各地で展開しています。

メ 目を通す母国のニュース遠くても
テレビや新聞、インターネットなどのメディアでは、世界各地の出来事が報じられています。遠い外国に移住した人々も、母国のニュースに日々、関心を向けています。
(追記:118日に実施されたビルマ(ミャンマー)総選挙。日本に暮らすビルマ系難民の人たちも、祖国の選挙結果を固唾をのんで見守っていました。)

モ 目標は能力試験合格だ
受験者の日本語能力を測る日本語能力試験(http://www.jlpt.jp/)には、レベル別にN1N5までの試験があります。小学生から社会人まで、進学や就職といったさまざまな理由で、外国人の人々が日本語を習っています。

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