2014年4月16日水曜日

川柳の作り方(その三)

いつものように、虎の巻は『一日一句医者いらず 健康川柳』(近藤勝重著、幻冬舎、2008年)。今回は、川柳と方言をあつかった同書123~7頁を参考にしました。

方言と聞くと大阪出身の私には大阪弁がまず浮かびます。かんにんな、あきまへん、まかしとき、なんやねん、そらないで、かなわんな、もうかりまっか、(わてほんまに)よういわんわ……。

方言がかもし出す独特のユーモアが川柳に向いているのでしょう。たとえば、こんな感じです。
・命までかけた相手てこれかいな
・まだかいな妻の化粧にクラクション
・アホちゃうか値切りもせんと買(こ)うてもて
 *こうてもて=買ってしまって

皆さんの出身地の、一般に広く知られた方言を使うのも、面白いかもしれません。

方言はこれぐらいにして、最後はいつものように、この本掲載の佳作をいくつか紹介します。
・どの薬効きましたかと医者が聞く(熊沢政幸)
・お母ちゃんきのうも去年も「こないだなぁ」(松本久美子)
・百薬に優る口癖「ありがとう」(徳留節)
以上



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