2015年10月2日金曜日

多文化共生川柳カルタ(はひふへほ)

作句担当の「尾張小町」の今月のメンバーは北奥順子、近藤公彦、近藤淳宗、柴田睦美(イラストも)、人見泰弘の皆さんです。

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ハ ハラールのお店がなくてハラ減った
イスラム教徒向けの食材を扱うお店がハラールショップです。イスラム教徒にとって、ハラールショップは日本での生活に欠かせません。

ヒ 日が暮れてみんな集まるラマダンだ
イスラム教には、一ヶ月ほど日中の間に断食をして神の恵みに感謝するラマダンがあります。毎年の時期は変わりますが、2015年のラマダンは6月18日から7月17日まででした。日が暮れると、イフタールと呼ばれる一日の断食の終わりを示す食事を取ります。家族や友人などが集まり、楽しい会話が始まります。
<管理人コメント>エジプト出身の相撲力士・大砂嵐もラマダンの時は食事抜きでその場所の土俵をつとめるようです。「はりて」や「かちあげ」が徐々に影をひそめ、正統派の相撲取りになってきているのが嬉しいですね。

フ 増えているベトナムからの外国人
日本には、約10万人のベトナム出身者が暮らしています(2014年末時点)。在留外国人のなかでは、五番目に大きな人口規模となりました(ちなみに、第一位から第四位まで、わかりますか?)。かつては難民として来日した人々が多かったのですが、近年は留学生や技能実習生として来日する人々が増えています。ベトナムは海外就労などを促す出移民政策を取っており、その影響を感じさせています。
「OSUNAARASHI vs ENDO」相撲ポストカードより
<管理人コメント>相撲界にいる在留外国人、私の想像では第一位はモンゴル、第二位がジョージア(=グルジア)、第三位がブルガリア……というところでしょうか。幕内にロシアや中国出身もいますね。一昔前はアメリカ(=ハワイ出身)が断トツで一位だったはずです。ところで、ベトナム出身の力士がいるのかな?

ヘ 偏見だヘイトスピーチいいがかり
ヘイトスピーチへの対応が社会問題となっています。多文化共生を実現するうえで、日本でもヘイトスピーチを規制する法律が求められています。

ホ 保見団地サンバと一緒に盆踊り
愛知県豊田市の保見団地は、日系ブラジル人の方が数多く暮らす団地です。夏休みには、サンバと盆踊りが行われています。

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